丸鋸は、薄い円盤状の親板の外周に刃具(チップ)を付けた構造のため、板面の面外方向の曲げ剛性はかなり低く振動を生みやすい性質があります。このように低剛性構造の丸鋸を用いて高速切断を行うためには、丸鋸の動的安定性が最も重要な役割を果たしており、この向上が必要とされます。 適切な腰入れ処理をした丸鋸は、工具寿命が飛躍的に伸びます。 このように工具としての性能に重要な役割を担う腰入れ処理を熟練された腰入れ職人がおこない、側面触れを極小水準に抑えています。
サンセイロータリー研磨機で台金の厚みを0.02以下の精密公差で仕上げます。
台金とチップを高周波によって銀ロウを溶かし溶着させます。 刃の強度を左右する工程です。 状態に合わせ、繊細に機械設定を操り、仕上がりに目を光らせます。
チップソーの製造設備になくてはならない自動研磨機で 側面、スクイ、先端など各一面を研削加工します。 狂いのないよう同時に専用検査機で測定しながら職人が調節をおこないます。 検査機そして目で、一つの狂いも見逃さず、最高の状態を作り出す職人技です。
チップソーの製造設備にはなくてはならない自動研磨機で側面、スクイ、先端など研削加工の角度、アサリなど専用検査機で測定し品質を保証します。
梱包し、出荷となります。
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